おはようございます!
火曜日から仙台入りし、昨日は仙台市某所(というか詳しい住所が分からないだけな山の中)で葡萄の苗植えの作業をお手伝いして来ました…写真は「 この春から、ようやくスタートラインに立てそうです 」と連絡をくれた元・さっぽろ藤野ワイナリーで醸造長もしていた秋元君に集められた面々(北海道・岩手・山形・宮城な面々)…「 杭城山(くいしろやま)ヴィンヤード 」と名乗っていく、最初の1日をご一緒して来ました!
ほんとは火曜日が最初の1日目になるはずが、まさかの雪で「 火曜日の作業は順延します 」と連絡が入ったのが月曜日で、昨日も現場に行ってみるとこの雪…足元はぬかるんでるし、結構な坂道だし、長靴には穴空いてるしで「 こりゃ大変だ〜 」と覚悟を決めて始まった作業…ここに葡萄を植えると決めた秋元君だけが飄々としてました(笑)
「 今年は先ずは3000本植えます…サヴァヤャン1000本、ルーサンヌ1000本、シュナンブラン800本、シャルドネ200本…今日いっきに3000本お願いしたいんです 」と言ってきたときには殴ってやろうかなとも思いましたが(笑)それにしたってこの葡萄品種のセレクト具合には、「 ぶっ飛んでるねー、いっちゃってるね〜 」と正直びっくり、2年前にはこの日を見越して発注してたんだそうです!
「 クリサワブラン 」の中澤夫妻と「 Tブラン 」の近藤拓身さんも北海道から駆けつけてくださって「 秋元君、よしやるよ、ほらほら頑張れ 」とお尻ぺんぺんされながらのスタート(笑)
記念の1本目は秋元君自らが植えて、僕らはあとに続きました…測量済みの最上部の区画を列毎に、掘っては植えて、掘っては植えて、掘っては植えての繰り返し…角度のある斜面を歩いているだけでもハーハー言うのに、スコップに力を込めてぐりぐりやりながらの作業は想像以上にハードな作業
超粘土質な土壌での、足元を気にしながらの作業は慣れている人でさえハードだったようで、各々適宜休憩しながらですから、そんなにサクサクとは進みません…それでも皆丁寧に、文句も言わず粘り強く、秋元君の未来の為にコツコツ作業しましたよ…モデルは近藤拓身さん
中澤夫妻は延々と芽立てと苗木の根切り、真っ直ぐに芽が出る角度を見極め、根は極限まで刈り込んで、数年先の成長した姿を想像しているかのような中澤さん達の目は職人さんでした!
午後になると雪はどんどん消えていき、僕らも慣れて来たのか作業スピードがUP&UP…「 「 R 」みたいな形をした3.4ヘクタールの畑は、写真で見る以上に広くて、長くて、持て余す感じ…この景色が1年毎にどんなふうに変化していくのか、しっかり見ていきたいと思ってます!
昨日は皆でサヴァヤャンを600本くらい植えれたようですが、目標3000本の5分の1、道のりはまだまだ遠い…最初から腹だけは座ってんな〜と感心してしまう秋元君ですから、死に物狂いでやるんでしょう…3000本が植え終わる頃にまたちらっと覗きに行きたいと思います(笑)
本物のヴィニュロンになる為にはなにをしなければいけないのか、本物のヴィニュロンを側で見て来た秋元君だからこその決断で始めた「 杭城山ヴィンヤード 」のこれからを楽しみに見守りたいと思います!
決起会、お疲れ様会の様子はまた後日…
それでは本日も、どうぞ宜しくお願い致します!
源八